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光州/全羅南道の中心地「光州」にある良洞市場

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光州の市場

光州の市場

光州の市場

光州は、韓国で最もグルメなエリア・全羅南道の中心都市で「食の都」としても知られています。その食の都で最も大きな市場が、良洞市場。100年もの歴史ある市場で、1,300店舗あまりが市場をギッシリと埋め尽くすほど賑わっている場所です。

地下鉄の良洞市場駅で下りればすぐ、市場の入口がありました。

この市場の中に入ると、農産物、水産物、さらにバケツなどの工業用品、チマチョゴリまであらゆるものが売ってあり、日本で見る市場とはまた違う雰囲気でおもしろかったです。海外どの国でも市場(マーケット)を歩くのはやっぱり楽しい。ただ一番ここでビックリしたのは、豚の頭、つまりお頭がドン!と置いてあったこと。豚肉を取り扱うお店のようでしたが、その豚肉屋さんのどの店舗にも豚の頭がそのまま置いてあったので、ちょっと生々しかったというか、あまりじっくり見る、凝視はできなかったですね。

歴史的には、1910年に光州端の下の川岸で始まったとわれ、1940年に正式に市場として開設。ちなみにこの?洞市場、光州が舞台となった有名な「5.18民主化運動」の現場で、この市場の商人たちが、戦う学生たちや市民のためにおにぎりを作って配ったそうです。なんとも人情あふれるエピソードだなと聞いて思いまいた。

また、婚礼用品や祭祀用の用品もよく目につき、韓服の通りでは結婚式を控えた人々が婚礼準備のため、全国からここを訪れるそう。婚礼用の韓服はもちろん、子どもからお年寄りまで着ることができるさまざまな韓服が並んでいました。韓国らしい生活感がここでとてもうかがえました。

一方で最近、良洞市場は、オンラインショッピングモールを構築したり、商人大学をスタートさせたり、韓国も昔ながらの市場が生き残りをかけ、さまざまな取り組みを行なっているそう。たしかに、市場を歩いていると、それぞれのジャンルごとにお店が固まっていて整備されているのがうかがえ、衛生的にも不潔には感じませんでした。

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ライタープロフィール

AKIさん/女性/年齢:30代/大阪府在住、自己紹介:日本と世界を旅しています。好きなモノは、ご当地グルメ・スポーツ観戦・空港・鉄道・歴史・温泉など。大きめのバイクにも乗ります。海外のサーキット行脚もライフワーク。