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光州/韓国一の芸術都市「光州」

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デザインの街・光州

デザインの街・光州

デザインの街・光州

光州は、韓国でナンバーワンの芸術都市ですが、日本ではまず韓国でデザイン、といってもピンと来ない、しかも光州の場所がすぐ出てこない人も多いかもしれません。そんな自分も、光州に行くことが決まってから初めて場所を知り、デザインで有名な都市であることを知ったほどでした。

この光州には「芸術の通り」というストリートがあって、国立アジア文化殿堂から5分ほど歩くと、東部警察署から中央路につながる通りが、芸術の通り。300mあまりの通りには、ギャラリー、画廊、小劇場などがあって、さまざまな展示会や公演などが絶え間なく開催されているそうな。

たしかにこの通り歩いてみると、画廊やギャラリーが多く目に付き、美術品や画材などを売る店もチラホラ。表具店、骨董品店、伝統茶屋などもありました。通りの壁にはアートなイラストが描かれていたのも見かけましたし、歩いている人々も若者が多かったです。

しかも、この通りは毎週土曜日、歩行者天国になって風物市場のケミ市場(のみの市)が韓国で唯一、ここだけで開かれます。高価な古美術品からリーズナブルな生活工芸品まで一堂にそろうのだとか。さらに月に1回、南道文化芸術振興会が主催する音楽会、アンダーグラウンド公演、キャラクター文化商品展、光の祝祭なども行われていると聞きました。まさに、韓国における芸術の宝庫。

ちなみに、光州を走る地下鉄の駅構内のデザインも、さすがデザイン都市らしくとてもアート的でおしゃれ。駅ごとに違うデザインかと思いました。また、金融・経済の中心地・錦南路には、芸術性高いオブジェが点々と配置されていました。最も有名なのが、光州ビエンナーレで、偶数年に開催される現代美術の祭典であり、特に、光の祭典がよく知られているそう。

一方、「芸術の都、義の都、食の都」といわれる光州だけあって、見どころたくさん。義は、日本統治時代の光州学生蜂起や1980年の民主化運動、そして食も韓国を代表するグルメがそろっていて食べきれないほどです。

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ライタープロフィール

AKIさん/女性/年齢:30代/大阪府在住、自己紹介:日本と世界を旅しています。好きなモノは、ご当地グルメ・スポーツ観戦・空港・鉄道・歴史・温泉など。大きめのバイクにも乗ります。海外のサーキット行脚もライフワーク。