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光州の名物グルメ「鴨なべ」を食す!

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光州の名物グルメ「鴨鍋」

光州の名物グルメ「鴨鍋」

光州の名物グルメ「鴨鍋」

光州は、芸術の都である一方、食の都でもあります。そもそも、韓国の全羅南道エリアは、韓国の中でも極上のグルメが数多くそろっている、光州はその中心都市ですから、おいしくないわけがないですよね。

たとえば、その光州グルメをあげると、山と海の幸が10種類以上使われている「光州韓定職」、新鮮なナムルに甘辛の唐辛子味噌とごま油を少し入れて食べる「芝山遊園地麦飯」、味が深く甘辛い「光州キムチ」、エゴマの粉と新鮮なセリをいっぱい入れて作る「光州鴨なべ(オリタン)」、インジョルミ(四角餅)のように四角形にしたお酒のおつまみ兼珍味「松汀里トッカルビ」などなど・・・

とはいえ、あれこれたくさん光州のグルメを食べられる余裕は、1人旅では到底なく、さて、どれを食べようか・・・とさんざん悩んだ挙句、鴨なべを食べに行くことに。

KORAIL光州駅の近くに、有名な鴨なべ通り(オリタン)通りがあると聞き、ホテルから地下鉄に乗り、途中から歩いて向かいました。現代デパートの横にあり、通りの入り口には鴨のオブジェがややナマナマしく、いやちょっとかわいい(?)日本にはなさそうな、なんともいえない雰囲気をかもし出していました。

その通り、ギョンヤン路には、鴨なべを出す店がズラリと並んでいます。でも、夕方前だったので開いている店はあまりなく、たぶんいろいろ考えても価格はどれも変わらないだろう・・・と思って、入り口におばちゃんがいたお店に声をかけ、「鴨なべ、食べたいんだけど」と、英語で言うと、「いいよ、おいで」と店に入れてくれました。

ちなみに、鴨なべは2人前から。それでも昼ごはんを食べてなかったし、これも経験だと思って、2人前を注文。あとでさすがに多くて、肉だけはなんとか食べたのですが・・・

なべにセリをどばっと入れ、味噌で味付けしたエゴマと混ぜ、じっくり煮込んでいきます。鴨の味は脂っこくなく意外とあっさり。日本のようにスライスされてないので、肉をなべから出してはさみで豪快に切っていきました。ぜんぶ、お店のおばちゃんが作ってくれたので、お任せしました。言葉は通じなかったけど、身振り手振りでいろいろ教えてくれ、なんだかおふくろの味のようでよりおいしく感じられました。

しかも、コーラとソーダもサービスで持ってきてくれました。帰りには、ウーロン茶の缶もくれて見送ってくれ、鴨なべのおいしい味とともに、おばちゃんの温かさが思い出に残っています。

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ライタープロフィール

AKIさん/女性/年齢:30代/大阪府在住、自己紹介:日本と世界を旅しています。好きなモノは、ご当地グルメ・スポーツ観戦・空港・鉄道・歴史・温泉など。大きめのバイクにも乗ります。海外のサーキット行脚もライフワーク。