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光州/ふつうのキムチと違う「光州キムチ」

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光州のキムチ

光州のキムチ

光州が、韓国で随一の食の都であることは、前の記事でも紹介しましたが、韓国を代表するグルメ"キムチ"も、光州では他のエリアと異なる「光州キムチ」があるんです。

この光州を中心に、全羅南道のキムチは「南道キムチ」というそうです。他のエリアより格段においしいと評判。塩味がたっぷり入った塩辛と唐辛子粉などいろいろなタレをたくさん入れ、その味が深くて甘辛いのが光州キムチの特徴といわれています。

しかも、光州では「世界キムチ文化祝祭」なる食のイベントも毎年秋に開催されています。キムチのすばらしさを韓国全土、さらに世界にアピールする、また、キムチ産業の育成にも主導的な役割を果たしているとのこと。韓国全土からあらゆるキムチがこの光州で行われるイベントに一堂に集まるそう。

たかがキムチ、されどキムチな世界、韓国ならではのイベントだと思わされました。

光州で鴨なべを食べる時、この光州キムチが出てきました。まず、その種類にビックリ。日本の韓国料理店や韓国のソウルなどで料理を頼むと、必ずキムチがほぼ無料でついてきますが、これだけ種類がいろいろあるのは初めて。鴨なべを2人前も1人で頼んでいたので、先にいっぱい食べるわけにも行かず、1種類ずつ吟味しながら食べてみましたが、通常のキムチよりも新鮮な食材のおいしさがすごく感じられ、辛さもそれほどでもなく、今までの人生の中で食べたキムチの中では一番おいしかったです。お店のおばちゃんが「おかわりどう?」といくらでも勧めてくれましたが、あまり食べられなかったのが残念。

この光州キムチ、なんとか日本に持って帰りたいと思い、鴨なべを食べた通りの横にあった現代百貨店の地下に行くと、やっぱり売ってました。ここでもあれこれ試食した後、あまり大量には持って帰れないけど少しだけ買って帰りました。日本で食べてもおいしかったけど、やっぱり現地の、あの鴨なべのお店で食べた光州キムチの絶品さにはかないませんでした。

キムチの一大イベントも機会あれば行ってみたいものです。楽しそう!

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ライタープロフィール

AKIさん/女性/年齢:30代/大阪府在住、自己紹介:日本と世界を旅しています。好きなモノは、ご当地グルメ・スポーツ観戦・空港・鉄道・歴史・温泉など。大きめのバイクにも乗ります。海外のサーキット行脚もライフワーク。