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統営/絶景スポット「閑麗水道ケーブルカー」

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閑麗水道ロープウェイ

閑麗水道ロープウェイ

"東洋のナポリ"とも言われる韓国南部の都市・統営。釜山から車やバスで1時間半〜2時間ほどの距離なのですが、温暖な気候にすばらしい海の景色は「またぜひ訪れたい!」と思っています。

その統営の美しい海の景色"閑麗水道"と統営港を一望できるのが、「閑麗水道ケーブルカー(ゴンドラ)」でした。

ケーブルカー、と日本語のパンフレットには載ってますが、明らかにスキー場のゲレンデなどにあるような"ゴンドラ"です。韓国の山林庁が指定した「韓国100代名山」の1つ、標高461mの弥勒(ミルク)山に設置された、韓国国内最長を誇る1,975mのケーブルカー。8人乗りのキャビンで、山麓の乗り場から弥勒山8部稜線にある上部の乗り場まで、一気に運んでくれました。 ちなみに、キャビンの下には網などはなにもなく、けっこうスリル満点。もし、落ちたら・・・・・とか、一瞬、考えてしまいましたが、乗ってしまってからでは遅く、どうしようもなく。風があったので思ったよりも揺れましたが、乗り心地はまあまあよかったです。

上部の乗り場に着くと、約500m続く散策デッキを上っていき、弥勒山の頂上までたどり着きました。歩いてだいたい10分ぐらい。

その弥勒山の頂上から、閑麗海上国立公園に広がる島々、東洋のナポリといわれる統営港などが一望でき、それはとてもすばらしい景色でした。ちなみに、もっと晴れてスッキリした空だと、ここから日本の対馬まで見えるそうです。韓国と日本がやはり近い、と感じられました。残念ながら、自分が行った日は少し雲がかかっていたので、対馬は見えなかったですが・・・

ほかにも、山清にある智異山の天王峰、麗水の突山島なども眺めることができるとか。もちろん、豊臣秀吉の朝鮮出兵で激戦区となった海は、目の前に広がっています。大小の島々と潮の流れで、秀吉が大敗を喫した海がここか・・・と、日本史好きにはちょっと複雑な思いもした場所でした。

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ライタープロフィール

AKIさん/女性/年齢:30代/大阪府在住、自己紹介:日本と世界を旅しています。好きなモノは、ご当地グルメ・スポーツ観戦・空港・鉄道・歴史・温泉など。大きめのバイクにも乗ります。海外のサーキット行脚もライフワーク。