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統営の元祖「はちみつパン」を食べた

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統営のご当地スイーツ「はちみつパン」の店

統営のご当地スイーツ「はちみつパン」の店

統営は、大小250あまりの島々が海に点在する絶好のロケーション。その絶景を眺めることができるのが、統営の閑麗水道眺望ケーブルカー。そのケーブルカー乗り場の頂上にある売店で、とあるお菓子が山積みになっているのを見つけました。

そのお菓子は、茶色くて丸い手のひらサイズのボールのような大きさ。1個1個ではなく、すでに8個や10個など透明プラスチックの箱にパッキングされた状態で売られていました。1個売りならちょっと食べてみようかな、と思いましたが、10個も買って1人で食べられるとは到底思えず、断念。しかも、ここで聞くところ「もっとおいしい店が下にあるよ」とのこと。

お菓子の名前は「オミサはちみつパン」。韓国ではよく"はちみつパン"と呼ばれていて、しかもほぼ皆、「統営のローカルお菓子だよね」と、けっこう有名だそうです。

オミサはちみつパンは、黄色くふわふわのパンの種に、あんこを薄く包んでこんがりと油で揚げ、ざるで油を切ってシロップを混ぜ、砂糖を上塗りしてゴマをつけて仕上げます。

このオミサはちみつパンは、ひと口食べただけで「うわっ!甘い!」という印象。その甘い分、1個食べると腹持ちはいいです。表面に砂糖をべったり塗ってあるので、素手で取って食べていると、指がベタベタになります。

でも、オミサはちみつパンは、なかなかおいしい。特に今回、地元で最初に作って売り出しだお店、つまり"元祖"のオミサはちみつパンを食べたので、より印象がよかったのかもしれません。しつこいくらいに最初は感じた甘さも、2個、3個・・・と食べていくと、けっこうクセになります。できたてはもちろんおいしそうだったけど、ちょっと冷めてもなかなかいける。

実はかなり長い伝統を誇る統営のご当地スイーツだそう。せっかく統営まで来たので、地元で元祖のお店のオミサはちみつパンを食べることができてよかったです。統営のいたるところで売られているようですが、味は大きく"差"があるようなので、地元の観光協会などに聞いてから買いに行くのをオススメします。

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ライタープロフィール

AKIさん/女性/年齢:30代/大阪府在住、自己紹介:日本と世界を旅しています。好きなモノは、ご当地グルメ・スポーツ観戦・空港・鉄道・歴史・温泉など。大きめのバイクにも乗ります。海外のサーキット行脚もライフワーク。