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山清郡/南沙芸談村(韓屋村)

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山清郡の南沙芸談村(韓屋村)

山清郡の南沙芸談村(韓屋村)

山清郡の南沙芸談村(韓屋村)

ソウルで仁寺洞(インサドン)あたりの韓屋村は有名で行ったことがあるけど、山清にも韓屋村がある、とはもちろん行くまで初耳でした。

山清の韓屋村は「南沙芸談(イエダム)村」といい、智異山の入口近くにある、韓国の典型的な伝統韓屋村。にぎやかな仁寺洞と違い、訪れた時間が秋の夕方だったこともあってか、ひっそり佇んでいる、といった表現がピッタリな感じがしました。

石塀があり、韓国の伝統家屋が並んでいました。ここでは、伝統水車小屋(伝統精米所)の体験、1日百姓の体験、マイ・ハチミツ作り、プンムル・キャンプファイヤーや三串(サムゴッ)遊びなどの伝統遊び体験などができるそうです。さらに、古い家や文化財の探訪、紙での韓屋作り、伝統婚礼、石壁作り、染色体験・・・など、なんだかいろいろ体験できるようですが、行った時は誰もいなくてひっそりとしていました。

この韓屋村に入るところで、背のやや高い木の幹が交差している、なんだかとても不思議な場所がありました。ここは、カップルの定番スポットなのだそうで、手をつないでくぐらないと別れてしまうのだとか。とりあえず、普通にくぐって通り抜けましたが・・・

訪れた当時、韓屋のそばで、柿が干してありました。干し柿(ゴッガム)も山清の名物だそうで、智異山の冷たい気流の影響で柿の自然凍結乾燥ができ、適度な日光で乾かすので糖分がとても高いそう。昔はこの干し柿、王にも献上されていたとのことです。食べられなかったのが、ちょっと残念。山清では毎年1月、「山清干し柿祭り」という、干し柿を韓国全土にアピールするイベントがあると聞きました。無料の試飲・試食大会が開かれ、徳山(トッサン)干し柿競売場では山清の干し柿がお手軽価格で手に入るのだそう。

観光地じゃない山清だからこそ、韓屋村の雰囲気は仁寺洞以上にたっぷり感じられ、いい体験ができたと思います。

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ライタープロフィール

AKIさん/女性/年齢:30代/大阪府在住、自己紹介:日本と世界を旅しています。好きなモノは、ご当地グルメ・スポーツ観戦・空港・鉄道・歴史・温泉など。大きめのバイクにも乗ります。海外のサーキット行脚もライフワーク。