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ソウル/焼失した「南大門」が復旧中!

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放火で焼失して修復中の南大門

放火で焼失して修復中の南大門

2008年2月、ソウルの南大門が放火による火災で焼失してしまったニュースはショッキングでした。日本だと、街中にある文化財がこの現代に燃えてなくなってしまうなんてまず考えられませんし・・・

その南大門ですが、先日、南大門市場に行く時にチラッと横を通りました。そしたら、再建工事中で、まだ工事用のシートがかかってましたが、ほぼ完成している様子が見てわかりました。

ちなみに、地元の方から聞いた話で、毎週土日に1日6回、1回につき30名限定で、工事現場の参観(一般公開)を行っているそうです。専用のウェブサイトから事前の予約が必要、とのことで今回は参加できませんでしたが、機会があれば参加してみたいなと思いましたね。

南大門は、正式名が崇礼門(スンネムン)といって、1399年に建造されたソウルを囲む城壁の大門の1つ。城壁には当時、8つの門があったそうです。特にこの南大門は南に位置する正門の役割を果たしていたとか。土台は花崗岩で、その上に木造の二重楼閣が建っていた韓国国宝第1号でした。李氏朝鮮時代の木造建造物では最古のもので、ソウルのシンボル的存在でもあり、だからこそ今も復旧作業が懸命に行われているそうです。

ソウルの城壁を囲む門でもう1つ有名なのが、東大門でしょうか。ここも、南大門同様、近くに「東大門市場」というソウルの若者たちが集うファッションスポットがあるので有名ですが、東大門も現存しています。正式名は興仁之門(フンイジムン)。1398年建造のソウルの東門で、現在の東大門は1869年に再建されたものだそうな。こちらは城壁の形も特徴的ですが、残念ながら、楼閣に上ることはできません。

ほかにも大小さまざまな"門"がソウルの街中に残っています。なにげなく歩いていると「あっ!」と気づくことも多い。ソウルの街歩き、なかなか楽しいです。でも今回、1月で日中マイナス10度、寒くて外にいづらかったのがちょっと残念でカメラも撮りづらかったです。

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ライタープロフィール

AKIさん/女性/年齢:30代/大阪府在住、自己紹介:日本と世界を旅しています。好きなモノは、ご当地グルメ・スポーツ観戦・空港・鉄道・歴史・温泉など。大きめのバイクにも乗ります。海外のサーキット行脚もライフワーク。