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釜山名物の麺料理「ミルミョン」を食べる

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釜山名物の麺料理「ミルミョン」を食べる

釜山名物の麺料理「ミルミョン」を食べる

韓国は冷麺も有名です。この冷麺、通常はそば粉を使った麺が主流ですが、釜山の冷麺はちょっと違います。小麦粉で作られた麺「ミルミョン」が有名です。このミルミョンは、朝鮮時代の後に食糧難の時代がやってきて、冷麺を作るのにジャガイモやそば粉が不足し、米軍が放出した小麦粉を用いて作られたのははじまりといわれています。あっさりながら味わい深いスープには韓方が用いられているのも特徴で、店によって「秘伝」のスープもあるようです。

釜山に行ったら必ずと言っていいほど食べるミルミョンは、冷麺と一見似ているので必ずピンポイントで指定して注文します。釜山市内の大衆食堂風の店ならたいていあると思います。もちろん観光ガイドブックに載っているミルミョン専門店に行っても良いかと。

自分は今回、センタムシティのホームプラスがある建物の横にあった小さな食堂に入って食べました。この食堂、こじんまりながらも人がけっこう入っていたので「ここはたぶんおいしいのだろう」という直感でしたが、当たりました。ミルミョンは1杯5,000ウォン(約500円)。先にキムチ(食べ放題)が運ばれてきて、その後、ミルミョンとお酢、そして麺を切って食べるための「ハサミ」も当然ながら置かれました。そう、朝鮮冷麺は見た目はあっさり細麺に見えても歯で噛み切るのが難しいほど固く、ハサミを使って切りながら食べます。ミルミョンも同様のスタイルです。

あっさりめのスープはおいしく、ボリュームがなさそうでもけっこう1杯でお腹いっぱいになりました。

ちなみに釜山には、単なるミルミョンのほか、混ぜ麺タイプのピビムミルミョンもあります。通常の冷麺と食べ比べても良いですし、混ぜ麺で食べてみるのも釜山ならではのグルメかと思います。

別日、違う店でミルミョンを食べましたが、店によって味が微妙に異なりました。やはりミルミョンも夏に食べるのが一番美味しいです。

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ライタープロフィール

AKIさん/女性/年齢:30代/大阪府在住、自己紹介:日本と世界を旅しています。好きなモノは、ご当地グルメ・スポーツ観戦・空港・鉄道・歴史・温泉など。大きめのバイクにも乗ります。海外のサーキット行脚もライフワーク。