釜山／空港と直結する「釜山金海軽鉄道」を利用してみた
釜山金海軽鉄道
日本から韓国・釜山に向かう飛行機は全便、釜山金海国際空港に到着します。韓国第2の都市・釜山にある唯一の国際空港。市内中心部の西約10kmの場所にあります。
空港から市内中心部に向かうには「空港リムジンバス」が一般的です。ただし今回、空港に直結する「釜山金海軽鉄道」を利用し、西面まで行ってみました。
まず、空港のターミナルから案内表示に従って外に出て、釜山金海軽鉄道の駅に向かいました。徒歩5分ほどで屋根付きの通路があります。空港のそばを線路が上を通る高架になっているのですぐわかるかと思います。
切符は自動券売機で購入。券売機は日本語にも対応していて画面上で駅名まで選択できます。お金を入れると丸い「トークン」という切符が出てきます。交通ICカード「T-money」や「CashBee」を使って乗ることもできますが（しかも運賃が若干割引になる）、空港駅には販売機も販売する売店もないので要注意。トークンは改札機のセンサーにタッチして入場し、降りる時は改札機の貯金箱のような穴にストンと入れるだけでOK。
釜山金海軽鉄道は無人の自動運転です。車両は2両しかありません。昼間の時間帯だと10分おきぐらいで運行されています。空港から3つ目の「沙上」駅で降り、地下鉄2号線に乗り換えました。釜山金海軽鉄道の駅から地下鉄2号線の駅まで案内表示があり、動く歩道もあります。ただ歩いて5分以上かかりました。高架から地上、そして地下への移動はエスカレーターもあるとはいえ、スーツケースを引っ張って歩く時は、中身が重いとかなり大変だと思いました。
地下鉄2号線から西面まで乗り換えなしで行けます。西面で1号線に乗り換えれば南浦洞や釜山駅、そのまま2号線に乗り続けると海雲台へもアクセスできます。ただ、地下鉄は各駅停車なので西面以降だと時間がかかりますから、少々高くても空港リムジンバスを利用するのをおすすめします。
西面は、空港にも比較的近く、ロッテ百貨店や免税店、釜田市場などもあり、滞在するのにとても便利です。釜山金海軽鉄道と地下鉄を乗り継げば最も安く空港にアクセスできます。
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AKIさん／女性／年齢：30代／大阪府在住、自己紹介：日本と世界を旅しています。好きなモノは、ご当地グルメ・スポーツ観戦・空港・鉄道・歴史・温泉など。大きめのバイクにも乗ります。海外のサーキット行脚もライフワーク。